退職代行を使っても会社から電話がくる?無視してOKな3つの理由!

2024.12.02
退職代行を使っても会社から電話がくる?無視してOKな3つの理由!

退職代行を使っても「会社から電話がかかってくるかもしれない」と不安に感じている方。

「会社からの電話が来ることはある?」「電話がきたら出なきゃダメ?」とさまざまな疑問があるでしょう。

結論を言えば、退職代行サービスを使っても会社から電話が来ることはめったになく、電話が来たとしても無視しててOKです。

ただし、電話の用件によっては退職代行サービスにきちんと取り次いでもらうため、あなた自身の対応が必要なケースもあります。

本記事では、会社から電話される理由と、それでも電話に出なくてよい3つの理由を解説していきます。

また、会社からの電話を確実に避けられる、おすすめの退職代行サービスも紹介しています。

退職代行サービスを使いたいが、会社からの電話が気になっているという方はぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • 退職代行サービスを使って会社から電話はめったにないし、電話されたとしても出なくてOK
  • 万が一会社から電話されたときは、それを退職代行に伝えて、取り次いで貰えばOK
  • 会社からの電話に出なくてもよい3つの理由
  • 会社から本人以外への電話はほぼないので親バレや転職先に知られるリスクは低い
  • 会社からの電話が不安なら、あなたの代理人として退職条件を交渉でき、法的な知識もある「弁護士」の退職代行サービスがおすすめ
  • 1番おすすめなのは「業界最安値」「無期限サポート」もある弁護士のサービス『ベンゴシNOW』
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1. 【結論】退職代行を使えば会社から電話はめったに来ない&来ても無視してOK

会社から電話はめったにない!

退職代行サービスを使っても会社から電話が来ることはめったになく、電話されたとしても無視してOKです。

退職代行サービスは、会社に対して「連絡事項があれば必ず私(代行業者)にかけてください」と最初に伝えてくれます

連絡先を指定されているのに、わざわざあなたに電話をかけようとする会社は少ないでしょう。

たとえ電話があったとしても、電話に出なくてよいのでご安心ください。

1)もし電話が来ても無視してよい

もし会社から電話があったとしても、あなたは電話に出なくて大丈夫です。

退職代行サービスがあなたの代わりに電話を受け、必要なことは全て対応してくれるからです。

退職手続きに関して、あなたが直接会社とやりとりしなければならないことはありません。

なお、「電話に出なくてもよい」と言える詳しい根拠・理由は、後の3章で解説します。

2)会社から電話が来たことは一応退職代行業者に伝えよう

会社から電話があったら、念のため退職代行業者に伝えるようにしましょう。

会社は退職手続きに必要な情報を、あなたに聞いたり、案内したりするために電話してくることが多いです。

重要な用件だった場合、手続きが進められない場合もあるので、退職代行サービスにきちんと取り次いでもらう必要があります。

「会社から電話があったので、なんの電話か確認お願いします」と、退職代行に伝えるだけでOKです。

2.退職代行を使っても会社から電話が来る5つの理由

会社が電話してくる5つの理由

会社からあなたに電話が掛かってくることはほとんどないのですが、「絶対にない」とまでは言えません。

退職代行業者からの「本人に連絡しないように」という言いつけを破って電話してきたり、代行業者が話した担当者とは別の人が電話してきたりするケースがあるからです。

会社から電話が来る理由は主に以下のようなものです。

【電話が来る理由】

  1. あなたに怒りや不満をぶつけたいから
  2. 退職の意思を本人に確認したいから
  3. 退職されるのを引き留めたいから
  4. 退職手続きを進める上で必要だから
  5. 退職代行サービスと連絡が取れなくなったから

なお、どの用件だとしても退職代行が取り次いで連絡できますし、あなたが直接会社とやりとりする必要はありません。

電話があったときは代行業者に伝えて、「今後は本人にではなく弊社に電話するように」と改めて注意してもらうことで、次から電話が来ないようにできます。

1)あなたに怒りや不満をぶつけたいから

よくあるのは、上司や同僚が怒りや不満を持ち、感情的になって直接あなたに電話をかけてくるケースです。

このような場合は、代行業者が「退職者本人には電話しないように」と注意しても、無視して電話してくる可能性があります。

特に上司がパワハラ気質だと、電話に出ることで怒鳴りつけられたり、脅しのようなことを言われたりするかもしれません。

代行業者に一応「電話があった」と伝えておきつつ、しつこければ着信拒否などの手段を取りましょう。

2)退職の意思を本人に確認したいから

退職代行サービスの連絡を「本当に本人が退職したいと言っているのか?」と疑い、確認のために会社側が電話をしてくるケースです。

長期間にわたって働いていたり、職場でも関係が深い人がいたりといった場合は、退職代行サービスを使っての別れに納得できず電話してくることがあるのです。

かかってきた電話がお世話になった上司個人の番号だった場合など、あなた自身も挨拶したいと思っている相手からであれば、電話に出てもよいかもしれません。

電話で直接やり取りするのが気まずいなら、メールやLINEといった別のツールを使って連絡する手もあります。

3)退職されるのを引き留めたいから

人手不足などの事情からあなたの退職に納得できず、退職を思いとどまるよう説得するために電話をかけてくるケースです。

代行業者に任せておけば、このような会社からの説得を受けずに済みます。

また、退職を引き留められるような状況なら、業務に穴が開かないようせめて引き継ぎ作業だけでもやれば、何もしないよりも退職を納得してもらいやすくなります。

退職代行サービスの多くは引き継ぎについてもサポートしているので、代行業者を通して引き継ぎを行い、相手に納得してもらえるようにするのも手です。

4)退職手続きを進める上で必要だから

会社が退職手続きを進める上で、あなたに確認すべきことがあり電話する場合があります。

例えば、給与計算のために出勤日・出勤時刻をチェックしていて、不明点が見つかり確認してくるようなケースです。

他にも、退職手続きを進めるために、下記のような情報を確認したくて電話してくることが考えられます。

【確認されることの例】

  • 給与計算に必要な情報
  • 業務の引き継ぎ
  • 備品の返却・私物の回収
  • 離職票など重要な書類の送付先
  • 健康保険証の返却

こうした場合の電話は、無視して何の対応も取らずにいると退職手続きが遅れてしまいます。

とはいえ、対応自体は業者に任せておけばOKで、あなたが直接電話に出る必要はありません。

5)退職代行業者と連絡が取れなくなったから

退職代行サービスが会社からの連絡に応じず、会社も仕方なく本人に電話してくる場合があります。

「会社に退職を伝えるだけ」でそれ以上のことは対応してくれない、サービスの質が低い代行業者に申し込んでしまうと、こうした状況になる可能性があります。

とはいえ、そこまで酷い業者は基本的にはなく、この理由で電話が来ることはまれです。

この記事で紹介しているようなサポート内容の充実した退職代行サービス(8章で解説)を選んでいれば、まず心配いりません。

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3.会社からの電話を無視してもよい3つの理由

会社からの電話に出なくて良い理由3つ

「代行業者に任せていれば電話に出なくてOKっていうけど、本当に大丈夫?」といまいち信じられていない方も、心配いりません。

【電話に出なくてよい3つの理由】

  • 【理由①】何か大事な確認事項があるから電話してきたんじゃ…
    • →退職代行が取り次いで対応してくれるから大丈夫
  • 【理由②】会社に置きっぱなしの私物を勝手に処分されないか…
    • →私物の返却手配も退職代行がやってくれるから大丈夫
  • 【理由③】電話を無視すると引き継ぎもしないことになるけど、大丈夫?
    • →引き継ぎしなくてもよいし、するとしても退職代行から伝えてくれるので大丈夫

このように、退職代行サービスはあなたの代わりに会社とのやり取りを全面的に引き受けてくれるので、手続きの一切を任せられるのです。

また、電話じゃないとできない手続きもないので、あなたが対応すべきことがあっても電話で話す必要はありません。

これらの「会社からの電話に出なくてもよい理由」3つについて、それぞれ詳しく解説します。

1)用件は全て退職代行業者が対応してくれるから

退職代行サービスを使えば、代行業者が会社からの電話を受ける窓口になってくれます。

会社があなたに電話して何を確認したいのか、何が必要なのか、代行業者が全て聞き取ってあなたに連絡してくれるのです。

また、その連絡によってあなた自身の対応が必要であると分かった場合も、常に代行業者が間に入ってくれます。

例えば会社から離職票の送付先を確認されたとき、「アパートを出る予定なので実家のこの住所に送付してほしい」と代行業者から連絡してもらう、といったことができます。

2)私物や貸与物の手配も退職代行業者がやってくれるから

「電話に出ないと、会社に置きっぱなしの私物が処分されてしまうんじゃ…?」と不安に感じる方もいるでしょう。

ですが退職代行サービスは、私物の回収や、貸与物の返却についての手配も全て引き受けてくれるのでご安心ください。

職場に置いたままの私物や、会社から貸与されたもの(例えば制服やパソコン、社員証など)をいつ・どのように返すかは、必ず対応を迫られる問題です。

このような問題も、退職代行サービスが手配してくれるので問題ありません。

回収したい私物がある場合は、退職代行サービスに申し込む段階で、「私物のパソコンが会社にあるので返すよう言ってほしい」のように伝えればOK。

あなたが電話に出なくても、「いつまでに返してもらえるのか」「発送方法はどうするか」などの具体的な話をまとめてくれるので安心です。

3)引き継ぎしなくても問題はないから

引き継ぎのために会社から電話される場合がありますが、法的には、退職時に引き継ぎを行う義務はありません。

そのため、あなたが電話に出ず、引き継ぎを行わないことは基本的に問題ないのです。

とはいえ、最低限の引き継ぎはしておいたほうが余計なトラブルを避けやすいのも事実です。

最低限の引き継ぎをするにしても、「どんな情報が欲しいのか」を代行業者に聞き取ってもらい、その回答を書面にまとめて会社に渡してもらえば十分です。

4.【親や転職先など】本人以外に電話される心配もない!

会社からの電話は親や転職先に来ない

退職代行サービスを使った場合、あなた自身だけでなく、家族や転職先に電話されるケースも心配な方がいるでしょう。

サービスを使ったこと自体を良く思われない場合もあるため、できれば隠しておきたい人も多いはずです。

実は、会社から本人以外に電話されてバレることは、ほぼありません。

特に心配されがちな、(ⅰ)親と(ⅱ)転職先について、「電話されない」と言える理由を述べていきます。

1)親に電話されて親バレするリスクは低い

親バレの可能性を考えてサービスを使うのをためらっているなら、基本的にそのリスクは低いので心配いりません。

会社がわざわざ親に電話して「退職代行サービスを使われた」と話す理由がないからです。

ただし、親を緊急連絡先に指定しているようなときは、会社も親の連絡先を知っています。その上で、下記のような状況の場合のみ、親にバレる可能性は僅かながらあります。

【親に電話されかねないケース】

  • 会社の上司と親が知り合いだったり個人的な付き合いがあるとき
  • 親と同居していて、固定電話を連絡先にしているとき
  • 会社が悪意を持って親に知らせようとしたとき

ただ、対策が難しいのは最後の「悪意がある」ケースのみです。

それ以外のケースでは、親バレになるような行動はしないように、代行業者から会社に念入りに伝えてもらえばまず心配いりません。

2)転職先に連絡されることもない

今辞めようとしている会社に転職先を知られたとしても、転職先に電話でバラされるようなことはありません。

退職した社員の個人情報は、個人情報保護法第27条により、会社が本人の同意なく外部に提供することが禁止されています。

そのため、実際に会社が転職先にバラした場合は「違法」となってしまうのです。

そこまでのリスクを負って会社が転職先に「退職代行サービスを使った」と連絡するようなことは考えにくいでしょう。

また、あなたが転職先を言わなければ会社に知られることはありませんし、退職代行サービスが転職先をバラすこともまずないのでご安心ください。

なお、サービスを使って転職先にバレないかについては、下記の記事でも解説していますので参考にしてください。

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5.会社からの電話を無視したときの4つのリスク

会社からの電話を無視する4つのリスク

会社からあなたに電話がかかってきた場合、さまざまな理由(2章で解説)が考えられますが、念のため退職代行業者に連絡して対応してもらうようにしましょう。

電話を無視して何の対応も取らない場合は、以下のような4つのリスクがあるからです。

【4つのリスク】

  1. 繰り返し何度も電話される
  2. 家まで直接押しかけられる
  3. 退職手続きが進まなくなる
  4. 脅しで損害賠償請求される

1)繰り返し何度も電話される

電話を無視していると、つながるまで繰り返し何度も電話される場合があります。

もう会社の人と話したくないから出ないでいるのに、しつこく電話がかかってくるのは大きなストレスでしょう。

また、他の大事な電話連絡が埋もれてしまい、気付けなくなるリスクなども考えられます。

対策としては、退職代行サービスに改めて注意してもらうか、それでも電話が止まないなら着信拒否をしてしまって問題ありません。

2)家まで直接押しかけられる

めったにありませんが、電話を無視することで家にまで押しかけられる可能性もあります。

電話で話すことすら嫌なのに、家までやって来るとなるとより強い恐怖を感じるでしょう。

対策としては、居留守を使って会わないようにし、相手が家の前で粘るようなら代行業者に電話して帰るように説得してもらいましょう。

また、弁護士の退職代行サービスなら、退職者の家に押しかけることが「脅迫罪」などにあたる可能性もあると注意できるので、こうした状況を防ぎやすくなります。

3)退職手続きが進まなくなる

電話に出ないことで、会社側の退職手続きが進まず、退職の遅れにつながる可能性があります。

例えば、退職後は「離職票」などの重要な書類を会社からもらう必要がありますが、会社が郵送すべき住所が分からずにいると、そこで手続きがストップしてしまいます。

その他会社が確認したい情報として、以下のようなものがあります。

【確認されることの例】

  • 給与計算に必要な情報
  • 業務の引き継ぎ
  • 備品の返却・私物の回収
  • 離職票など重要な書類の送付先
  • 健康保険証の返却

会社から電話があったときは退職代行サービスに伝え、速やかに会社側と連絡を取り合ってもらうことで、手続きがスムーズに進むようにできます。

4)脅しで損害賠償請求される

退職代行を使った上に電話まで出ないことに腹を立てた会社から、脅しで損害賠償を請求されることがあります。

実際には、退職代行サービスを使って電話を無視しただけで、損害賠償を支払わなければいけないケースはほとんどありません。

ですが、知識がなければ恐怖を感じ、相手の要求を呑んでしまう可能性があります。

こうしたケースでは、法的な根拠に基づいて脅しに反論できる「弁護士」のサービスを選ぶことが大切です(7章で解説)。

6.退職代行業者を使って会社から電話が来ないようにする3つのコツ

会社からの電話が来ないようにするコツ

これまで、会社から電話されても出なくてよいとお伝えしてきました。

とはいえ、そもそも電話が来るだけでストレスになるので、電話が来ないに越したことはないでしょう。

電話自体が来ないように、以下の3つのコツを参考に対策してみてください。

【電話が来ないようにする3つのコツ】

  1. 貸与物の返却や引き継ぎなどを済ませておく
  2. 必要な書類は退職代行に伝えておく
  3. 退職後もサポートしてくれるサービスを選ぶ

1)貸与物の返却や引き継ぎなどを済ませておく

「貸与物の返却」や「引き継ぎ対応」などは、なるべく退職前に済ませておくことも、電話が来ないようにするのに有効です。

【済ませておくとよいこと】

  • 貸与物(制服、パソコン、社員証など)の返却
  • 職場にある私物の持ち帰り
  • 引き継ぎのための情報の整理・マニュアル制作など

ただ、思い立ってすぐ退職代行サービスを使った場合は、「退職前に済ませておく」のは難しいでしょう。

あくまでまだ出社する機会がある方だけ、意識しておいてください。

2)必要な書類は退職代行サービスに伝えておく

会社から発行・返却してもらう必要書類があるときは、代行業者にあらかじめ伝えておくことで、電話される機会を最小限にできます

【退職時に必要な書類の例】

書類 用途
離職票 失業手当の給付手続き
源泉徴収票 再就職先に提出
雇用保険被保険者証 再就職先に提出
年金手帳 再就職先に提出

退職代行に伝えておけば、会社に書類の発行を頼んでもらえます。

これによって、後であなたから「必要書類の発行を頼みたい」と会社に電話する必要もなくなります。

なお、なかなか書類が届かないときは、代行業者から速やかに会社に問い合わせ、確実にあなたの手に入るまで仲介してくれるので安心です。

3)退職後もサポートしてくれるサービスを選ぶ

退職代行サービスは、退職後もサポートしてくれるサービスを選びましょう。

退職代行を扱っている安い業者の中には、退職日以降はほとんどサポートしてくれない業者もあります。

退職が決まって2週間後に会社からあなたに電話があったとして、退職代行サービスのサポートがもう終了していたら、結局あなたが電話に対応しなければなりません。

こうした事態にならないためにも、できれば「無期限」、短くても「1ヶ月以上」はサポート期間があるサービスを選ぶとよいでしょう。

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7.会社からの電話が不安な方には「弁護士」の退職代行サービスがおすすめ

会社からの電話なし 弁護士の退職代行

会社からの電話を不安に思っているなら、「弁護士」の退職代行サービスがおすすめです。

「弁護士」が最もできることの範囲が広く、あなたの代理人としてどのようなケースにも対応できるからです。

他の業者では制限があるが、「弁護士」なら確実にできることの例としては下記があります。

【弁護士のみできること】

  • あなたの「代理人」として退職手続きの全てを代行する
  • あなたに有利になるように退職条件を交渉する
  • 会社の圧力や嫌がらせに法律に基づいて対応する

できることが限られている弁護士以外のサービスだと、「希望の退職条件が通らなかった」「損害賠償を請求すると言われて、どうにもできなかった」といった状況になるおそれも。

会社からどのような電話があっても、安心して全ての対応を任せられるのは、「弁護士」のサービスだけなのです。

「弁護士」のサービスがどのような点で他のサービスより優れているのか、順番に見て行きましょう。

1)退職条件の交渉まで全て任せられる

「弁護士」が運営する退職代行サービスであれば、退職条件の交渉を全て任せられます。

下記は、交渉できる退職条件の例です。

【退職条件の例】

  • 退職日
  • 即日退職
  • 有給休暇の消化または買い取り
  • 未払いの給与の請求
  • 退職金
  • 会社都合退職

「民間業者」などの「弁護士」以外のサービスでは、あなたの希望を会社に伝えることはできますが「交渉」はできません。

そのため、会社側から拒否されてしまえばそれ以上は踏み込めず、あなたが希望した退職条件にならない可能性があるのです。

「弁護士」であれば会社と直接交渉ができるので、あなたの希望通りかつ有利な退職条件を認めさせてくれます。

2)「委任状を出せ」と言われても大丈夫

退職代行サービスを使うと、会社から委任状を要求されることがありますが、「弁護士」であれば問題ありません。

委任状とは、自分が行うべき手続きを他人に代行してもらうとき、その手続きが本人の意思に基づいていることを証明する書類です。

会社が「委任状を見せてくれ」と言うのは、「退職者本人が本当に辞めたいと希望しているのか?」「怪しいサービスじゃないか?」と疑っているからです。

多くの代行業者は委任状までは準備していないため、委任状がないなら対応できないと言われると、民間のサービスは身動きが取れなくなります。

最悪、「本人に意思を確認するため電話します」と言われても断れなくなってしまうのです。

ですが、「弁護士」であれば「退職を代行するのに委任状が必要ない」ことをきちんと主張できます。

退職代行についても法的な根拠を持って説明できるため、委任状がなくても退職手続きを進められます。

3)万が一損害賠償請求されてもスムーズに対応してくれる

万が一会社から損害賠償を請求された場合でも、「弁護士」の退職代行サービスならスムーズに対応してくれます。

損害賠償に対して法的な根拠に基づいて反論してくれますし、裁判になった場合の手続きや、減額交渉も任せられるので安心です。

また、会社は「脅し」や「嫌がらせ」で損害賠償について言い出すことが多くあります。

そのため、「弁護士」が相手になるだけで会社側も請求を諦めることが多く、損害賠償を請求されるリスクを最小限に抑えられます。

8.会社から電話があっても安心なおすすめ退職代行サービス3選

会社からの電話なし おすすめ退職代行3選

会社から電話があっても安心して対応を任せられる、おすすめの退職代行サービスを3つ紹介します。

選んだ基準は、「弁護士」理由は7章で解説)を前提に、「退職後のサポート」理由は6章で解説)があり、なおかつ「料金が安い」サービスです。

中でも最もおすすめのサービスが、業界最安値で無期限のサポートが受けられる『ベンゴシNOW』です。

『ベンゴシNOW』含め、以下のおすすめサービスについて詳しく見ていきましょう。

【おすすめ退職代行サービス】

サービス名 運営元 料金(税込) 退職後のサポート
ベンゴシNOW 弁護士 19,800円~ ◎(無期限)
フォーゲル綜合法律事務所 弁護士 25,000円~ 〇(60日)
弁護士法人みやび 弁護士 27,500円~ ◎(無期限)

1)ベンゴシNOW

ベンゴシNOW

【ベンゴシNOWの基本情報】

料金 ・ライトプラン
19,800(税込)
・スタンダードプラン
39,800円(税込)
・プレミアムプラン
59,800円(税込)
決済方法 ・クレジットカード
・銀行振込
運営 弁護士
トップコート国際法律事務所
返金保証
対応地域 全国
後払い ×
相談受付 24時間365日
公式サイト ベンゴシNOWの公式サイトはこちら

ベンゴシNOWは、弁護士事務所が運営し、弁護士が対応する退職代行サービスでありながら、金額は業界最安値の19,800円〜利用できます。

このように格安で弁護士が対応してくれるワケは、3つに分かれているプランにあります。

1番リーズナブルな「ライトプラン」は、会社との交渉までは行わない代わりに、1万円台の格安料金で利用できます。

「スタンダードプラン」以上のプランなら、有給消化や即日退職について会社から反発を受けても、きちんと交渉で跳ね除けてくれるため安心です。

このシステムにより、簡単に退職できればその分安く、トラブルなどになればその分相応のお金を払えばいいということになります。

なお、「プレミアムプラン」までいけば、対応できない業務はいっさいなく原則として「成功報酬」として費用が上乗せされることもありません。

このような仕組みで、安さと万が一のための「安心感」を両立していることから、本記事では『ベンゴシNOW』を1番におすすめしています。

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2)フォーゲル綜合法律事務所

フォーゲル綜合法律事務所

【フォーゲル綜合法律事務所の基本情報】

料金 ・「円満退職スタンダード」プラン
25,000円(税込)
・「円満退職あんしんプラス」プラン
55,000円(税込)
決済方法 ・クレジットカード
・銀行振込
運営 弁護士
フォーゲル綜合法律事務所
返金保証
対応地域 全国
後払い ×
相談受付 24時間365日
公式サイト フォーゲル綜合法律事務所の公式サイトはこちら

フォーゲル綜合法律事務所は、弁護士でありながらスタンダードプランが25,000円という安さが魅力です。

スタンダードプランでも、会社との交渉まで行ってくれるため、たいていのケースでは安心して任せられます。

依頼前の相談はLINEでできますが、担当の弁護士本人がマンツーマンで対応してくれるため、具体的で説得力のある回答がもらえるでしょう。

なお、有給消化や残業代請求などの交渉では成功報酬はいっさい発生しないのも大きなメリットです。

3)弁護士法人みやび

弁護士法人みやび

【弁護士法人みやびの基本情報】

料金 55,000円(税込)
+残業代や退職金が請求できた
場合は成功報酬20%
決済方法 ・銀行振込
担当弁護士 佐藤秀樹
返金保証 ×
対応地域 全国
後払い ×
相談受付 24時間365日
公式サイト 弁護士法人みやびの公式サイトはこちら

弁護士法人みやびも、基本料金が55,000円に加えてお金の請求が成功したら成功報酬が上乗せされる料金体系です。

弁護士法人みやびでは、「円満退職」をモットーとしており全てのやりとりを弁護士に任せつつ、会社との波風を立てないように辞められます。

いくら不満があって「辞めたい」とはいえ、会社と揉めるようなことは避けたい方も多いでしょう。

弁護士法人みやびなら、会社と対立するのではなく、良い関係のまま間を取り持ってくれるため、円満に辞めたい方におすすめです。

また、退職完了後のアフターサポートも無期限で受けられる点も魅力。

多くの退職代行業者は退職完了後、約3か月でサポートを打ち切りますが、ここは何か問題が発生した段階でいつでも問い合わせでき、サポートしてくれます。

9.退職代行と会社からの電話についてよくある質問

退職代行と会社の電話 よくある質問2選

退職代行サービスと会社からの電話について、よくある質問をまとめました。

1)退職代行サービスを使う日は会社に「欠勤連絡」の電話を入れなきゃいけませんか?

退職代行サービスを使うなら、当日の「欠勤連絡」は必要ありません。

代行業者が、あなたの代わりに退職について連絡してくれるからです。

ただし、一切の連絡なしに出勤しない、いわゆる「無断欠勤」となってしまうことは避けるべきです。

「無断欠勤」になると、会社から大量の電話が掛かってくる可能性があります。

電話を全て無視して何の対応もしなかったり、「無断欠勤」が続いたりすれば、損害賠償の請求を起こされるおそれもあります。

会社から「無断欠勤」扱いされないよう、辞めたい日の前日には退職代行サービスに申し込んでおき、朝のうちに代行業者から連絡してもらうのがおすすめです。

2)会社が親に電話で連絡するのは「違法」ですか?

会社が親に連絡するだけでは、「違法」とはいえません。

ですが、会社が親にわざわざ連絡する理由もないので、親バレするリスクはほとんどありません。

詳しくは、この記事の4章で解説しています。

まとめ

退職代行サービスを使えば会社から電話されることはめったにありません。

たとえ電話があっても、代行業者にそのことを伝えれば、あとは一切電話に出なくて大丈夫です。

会社からの用件は、全て退職代行サービスが代わりに聞き取り、対応してくれます。

私物の回収や、貸与物の返却のための手配も、退職代行サービスがやってくれます。

会社から引き継ぎ作業を求められたとしても、法的にはあなたが対応しなくても問題ないうえ、引き継ぎを行うことにした場合もサポートしてもらえるのです。

また、サービスを使っても会社からあなた以外に電話される可能性はほとんどなく、親バレや転職先に知られるリスクは低いので、周りに隠しておきたい場合も安心です。

なお、会社からの電話が不安なら、あなたの代理人として退職条件を交渉でき、法的な知識もある「弁護士」の退職代行サービスがおすすめです。

会社と電話するストレスを抱えずに退職したいなら、ぜひ退職代行サービスを検討してみてください。

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弁護士/シリアルアントレプレナー 司法試験合格後、LegalTech Startupを起業。数度のファイナンスを経た後M&Aを通じた事業売却を経験するなど、複数回の大型調達・EXITを経験。事業計画と投資家コミュニケーションに強みを持つクローザータイプの弁護士。

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